What's this?
kz_h8writeは、12ステップで作る組込みOS自作入門(KOZOS)で使用しているH8ボード用に作られたH8フラッシュ書き込みプログラムです。
著名な既存書き込みプログラムにおいて、書き込みに失敗する現象が多数報告されています。
この書き込みプログラムの不具合を調査した上で新たに作られたのがkz_h8writeです。
kz_h8writeの特徴
- 著名な既存ツールの書き込み失敗問題を解消したKOZOS専用H8フラッシュ書き込みプログラム。
- Linux、Windows、Mac OSに対応。
- 書き込みステップが見える動作表示出力機能付き。
- MITライセンスを採用し、商用、非商用を問わず自由に再利用可能。
著名な既存書き込みプログラムの不具合
著名な既存書き込みプログラムの不具合の一つは、ターゲットデバイスにビットレートを自動検出させる過程にあります。
ホストから送信したコードに対して、ビットレートの検出が完了した時点でターゲットからある返答が返ってきます。
本来であれば、この返答を検出した時点でビットレートを自動検出させるためのコードの送出をやめなければなりません。
著名な既存書き込みプログラムの場合、自動検出用のコードを送りすぎています。
結果的にターゲットデバイスが期待する次の動作と異なる入力を与えてしまっています。
上記動作だけを修正する事も考えましたが、KOZOSはフルスクラッチです。
だったら書き込みプログラムも自作してしまえ!という事でフルスクラッチで実装しました。
ダウンロード
プログラムは以下からダウンロードできます。
ライセンスはMITです。
個人でも業務でもご自由にご利用頂けます。
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